自分の子どもに「もっと勉強をして欲しい」と願っている親御さんはたくさんいらっしゃいます。
どうすれば子どもは勉強するという行動をとるようになるのでしょうか。
人が行動を起こすきっかけは「前面の正義と背面の恐怖」です。
「前面の正義」とは、「今○○をすればこんな良いコトがあるよ」とプラスの未来を目指す動機付けです。
たとえば「今勉強を頑張れば志望校に合格できるよ、だから頑張ろうね」という具合に。
それに対して「背面の恐怖」とは、「今○○をしないとこんな悪いコトになるよ」とマイナスの未来を示して文字通り「恐怖」をほのめかす動機付けです。
「これ以上勉強をしないのならばスマートフォンを取り上げるよ、だから頑張りなさい」という具合に。
「前面の正義」だけで子どもが頑張ってくれれば一番良いのですが、実際はそうはなりません。
精神的に幼ければ幼いほど「背面の恐怖」がないと子どもは勉強しないのです。
S進では特に中学部で「前面の正義と背面の恐怖」を組み合わせた子どもへの動機付けを多くのご家庭に提案してきました。
その方法を次回以降のブログでご紹介します。