このページでは、高知県内で自由な校風と個性を伸ばす教育で人気の土佐中学校の紹介をしていきます。
概要
国公私立の別 | 私立学校 |
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設立年 | 1920年(大正9年) |
共学・別学 | 男女共学 |
設置学科 | 普通科 |
住所 | 〒780-8014 高知市塩屋崎町一丁目1番10号 |
外部リンク | 公式サイト |
特色
クラスはA~E組の5クラスで1学年約250人です。
英語・数学・国語は各学年週に5〜6時間の授業が行われます。
基礎の充実をはかるとともに、中3になると一部高校の内容も学習します。
英語・数学・国語でつまずいた生徒には、指名補習や自習など遅れを取り戻すための対策が取られます。
やる気のある生徒も多く、自由な校風のもとで能力を伸ばしていけます。
OBが各分野で活躍しているのも強みです。
2020年度の試験科目と時間
09:00〜09:45 | 10:05〜10:50 | 11:10〜12:10 | |
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1日目・2020年2月15日(土) | 国語A | 国語B | 社会 |
2日目・2020年2月16日(日) | 算数A | 算数B | 理科 |
※ 2日目は昼食(12:10〜13:10)のあとに面接があります。
※ 詳しくは募集要項をご覧ください。
2019年度の入試結果
募集人数 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
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約250名 | 373名 | 349名 | 262名 | 1.33倍 |
出題分析
2016年〜2019年の4年間の入試問題の分析をし、科目ごとに傾向と対策を記載します。
算数A
試験時間は45分で、算数Bと合わせて150点満点のテストです。
算数AとBは必ずしもそれぞれ75点満点とは限りません。
大問は4問と少ないですが、問題数は12〜14問と多いので速く正確に解く能力が求められます。
大問1は小問集合で5〜6問あります。
純粋な計算問題は1問しか出題されません。
売買損益や平面図形の面積や角度が出題されやすい傾向があります。
算数Aの大問1以外とBはほぼ同じ難易度なので、逆に言うとここで取りこぼしなく得点する必要があります。
大問2以降は面積の問題が出ることが多いものの、速さや数列、場合の数など年度によって出題傾向が一定しません。
しっかり考えないと解けない問題も多いので、各大問の最初の問題だけでも得点して加算していくのが得策です。
幅広い範囲を基礎から本質的にしっかり理解する必要があります。
算数B
試験時間は45分で、算数Aと合わせて150点満点のテストです。
算数AとBは必ずしもそれぞれ75点満点とは限りません。
平成29年度入試から出題傾向が大きく変わり、一行問題が出題されなくなりました。
大問は4つあり、平面・立体図形が出題されやすい傾向があります。
すべての問題で求め方を書く必要があり、順序立てて解く能力が必要になります。
答えが間違えていても求め方が途中まで合っていると部分点がもらえることもあるので、考えた過程をしっかり書く必要があります。
簡単な問題はあまりないので、解ける問題を探し出して1点でも多く得点する必要があります。
国語A
試験時間は45分で、国語Bと合わせて150点満点のテストです。
国語AとBは必ずしもそれぞれ75点満点とは限りません。
大問は1問で、1つの文章をじっくり読んで理解する必要があります。
小説・物語が出題される時もあれば、説明・随筆文が出題される時もあります。
漢字や接続詞、文法の問題もありますが、とにかく記述問題が多く出題されます。
国語Bより難易度は下がりますが、記述問題の字数が50字を超えることもあり対処に苦慮する可能性があります。
国語B同様、小説・物語なら状況や登場人物の心情を根拠を持って説明する能力が求められます。
説明・随筆文なら、指示語の内容や理由の説明を論理的にする能力が求められます。
自分の考えや経験を長文で記述する問題が出題されることもあるので、普段から文章を書くトレーニングをしておく必要があります。
国語B
試験時間は45分で、国語Aと合わせて150点満点のテストです。
国語AとBは必ずしもそれぞれ75点満点とは限りません。
平成29年度入試までは大問は1問でしたが、平成30年度入試以降は複数の文章問題を解く問題に変化しました。
小説・物語が出題される時もあれば、説明・随筆文が出題される時もあります。
漢字や接続詞、文法の問題もありますが、とにかく記述問題が多く出題されます。
国語Aより難易度が高く、記述問題の字数が70字や80文字の時もあります。
国語A同様、小説・物語なら状況や登場人物の心情を根拠を持って説明する能力が求められます。
説明・随筆文なら、指示語の内容や理由の説明を論理的にする能力が求められます。
自分の考えや経験を長文で記述する問題が出題されることもあるので、普段から文章を書くトレーニングをしておく必要があります。
理科
試験時間は60分で、100点満点のテストです。
平成29年度入試から傾向が変わり、大問は6〜7問出題されます。
近年は記述問題も出題されるようになっています。
物理・化学分野が多く出題され、生物は人体や食物連鎖について出題されることが多いです。
天体(特に月の満ち欠け)が出題されることもあります。
物理分野は力学と電流、金属の体積変化が頻出です。
計算問題も多数出題されます。
将来的に医学部や難関国公立を受験するような生徒を求めていることがとてもよくわかる問題が多いです。
社会
試験時間は60分で、100点満点のテストです。
大問は4つで大問1が地理、大問2・3が歴史、大問4が公民です。
地理は山地・山脈・川・平野などの基本的な暗記事項から工業や貿易が多く出題されます。
歴史は幅広い時代から出題されますが、年表からの出題や資料問題が出題されることがあるので、ただの暗記だけでなく流れを理解しておくことが重要です。
公民は時事問題や政治制度が出題されることが多いので、普段からニュースに触れておくのがいいでしょう。
他の科目に比べると比較的得点しやすいので、社会で得点を稼げるようになっておくのがよいです。
S進の合格実績
2023年 | 2020年 | 2017年 |
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1人 | 1人 | 3人 |
S進では、土佐中学校に合格するための授業を行なっています。
詳しくは小学部のページをご覧ください。
体験授業のお申し込みも随時受け付けております。