土佐女子中学校紹介

このページでは、伝統があり、立地や施設も素晴らしく、高知県随一の女子校として人気の土佐女子中学校の紹介をしていきます。

  1. 概要
  2. 特色
  3. 2020年度の試験科目と時間
  4. 2019年度の入試結果
  5. 出題分析
  6. S進の合格実績

概要

国公私立の別 私立学校
設立年 1902年(明治35年)
共学・別学 男女別学(女子校)
設置学科 普通科
住所 〒780-0842 高知県高知市追手筋二丁目3番1号
外部リンク 公式サイト

特色

クラスは5クラスで1学年約170人です。
クラスを中1○○ホームなど学年と担任の名前をつけて呼びます。
在校生・卒業生・教職員・保護者も含めて「土佐女子ファミリー」と呼び、結びつきが強いです。
茶道や華道の授業がある、という特色もあります。

公立中学より4時間多い、週34時間授業の授業が行われます。
特に中1では英語が2時間、数学と理科が1時間多い授業数が確保されています。
早い時期からじっくり時間をかけて学習することで、学力の向上が見込まれます。

中1・中2を「基礎期」
中3・高1を「充実期」
高2・高3を「発展期」
と呼び、6年間トータルで考えたカリキュラムが組まれています。

「基礎期」である中1・中2は「確認テスト」と数学の「習熟度別授業」を通して学習内容の定着を図ります。
十分理解できていないと判断された場合は補習を行うなど適宜対応してもらえます。
普段の課題以外に英語と漢字の「毎日ノート」に取り組みます。
「毎日ノート」とはその日の学習を振り返り、次の日の予習をするものです。
自分の苦手な内容を把握することで、自ら苦手を克服する力を身に付けられます。

「充実期」の前半である中3では数学だけでなく英語でも「習熟度別授業」が始まります。
さらに理系科目を中心には高校の学習の先取りも行い、高校につながる基礎力を身に付けていきます。

また「4つの変革」として、中学で英語教育の充実が掲げられ、会話力が身に付くような取り組みもされています。
※ 詳しくは、公式サイトの4つの変革ページをご覧ください。

2020年度の試験科目と時間

前期

09:00〜09:50 10:10〜11:00 11:20〜12:10 13:10〜13:35
1日目・2020年2月15日(土) 国語 理科 社会 英語
2日目・2020年2月16日(日) 算数 集合注意(10:20)、面接(10:30~)

前期試験の募集人員は約150名です。
受験科目は
・国語・算数・理科・社会の4科目
・国語・算数・理科・社会・英語の5科目
のどちらかを事前に選択する必要があります。
合否判定は面接及び以下の判定得点により行われます。
・4教科受験者
合計得点(各科目100点の400点満点)
・5教科受験者
次の①、②のいずれか高いほうを判定得点とします。
① 国語・算数・理科・社会の合計得点(各科目100点の400点満点)
② 国語・算数・理科・社会の合計得点を0.9倍し、小数第1位を四捨五入したものにリスニングの得点(40点満点)を加えた得点
※ 1日目は英語は5科目受験者のみです。
※ 詳しくは募集要項をご覧ください。

後期

09:00〜09:50 10:05〜10:55 11:10〜11:35
3科目受験者2020年2月22日(土) 国語 算数 英語 面接(11:50〜)
2科目受験者2020年2月22日(土) 国語 算数 面接(11:10〜)

後期試験の募集人員は約30名です。
受験科目は
・国語・算数の2科目
・国語・算数・英語の3科目
のどちらかを事前に選択する必要があります。
合否判定は面接及び以下の判定得点により行われます。
・2教科受験者
合計得点(各科目100点の200点満点)
・3教科受験者
次の①、②のいずれか高いほうを判定得点とします。
① 国語・算数の合計得点(各科目100点の200点満点)
② 国語・算数の合計得点を0.8倍し、小数第1位を四捨五入したものにリスニングの得点(40点満点)を加えた得点
※ 詳しくは募集要項をご覧ください。

2019年度の入試結果

日程 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数 倍率
前期 約160名 118名 117名 112名 1.04倍
後期 約30名 39名 39名 37名 1.05倍

出題分析

2016年〜2019年の4年間の前期の入試問題の分析をし、科目ごとに傾向と対策を記載します。

算数

試験時間は50分で、100点満点のテストです。
大問は7問あり平易な問題が多いので、正確に解いていく必要があります。
しっかりした分析と対策をすることで高得点が狙えます。
大問1は計算問題で4問あります。
1問目は整数の四則演算(分数の場合もあり)
2問目は共通因数をまとめて工夫して解く問題
3問目は小数・分数の四則演算あるいは逆算
4問目は逆算で□を求める問題
という傾向があります(一部例外あり)。
大問2は小問集合で5〜6問出題され、1つの小問の中でも複数問題があるのが特徴です。
出題分野は、割合、数の問題、食塩水、場合の数、角度、速さが出題の大半を占めます。
大問3以降は平面図形が1問、立体図形が1問出題されることが多く、最後の大問は数列や規則性の問題が出題されるのが通例になっています。

国語

試験時間は50分で、100点満点のテストです。
平成28年度〜30年度入試までは大問1が物語、大問2が説明文でしたが、平成31年度は大問1が説明文、大問2が物語と入れ替わりました。
ただ、問題の傾向は全く変わっておらず、文章は比較的短く平易なものが出題されます。
説明文では漢字、接続詞、指示語、段落ごとのつながりや要旨、物語では漢字、言葉の意味、指示語、心情理解などができれば高得点が狙えます。
80字程度までの記述が数問出題されることがあるので、記述対策が必要になります。

理科

試験時間は50分で、100点満点のテストです。
大問は7〜8問出題されます。
重点的に出題される分野があるので、しっかりした分析と対策が必要です。
受験生が苦手としがちな物理・化学分野から確実に出題されるので、基礎的なレベルまででいいのでしっかり解けるようにしておく必要があります。
例年前半部分で、物理・化学分野が出題されます。
物理分野は、てこや振り子などの力学分野や電流や電圧、電磁石などの電磁気分野から出題されます。
化学分野は、水溶液とものの溶け方は必ずと言っていいほど出題されます。
生物・地学の分野は、月・天体の問題が高確率で出題されます。
地層や人体、動植物や天気の問題も出題されることがあります。

社会

試験時間は50分で、100点満点のテストです。
大問は5〜6問出題されます。
地理は1〜2問出題されます。
山地・山脈・川・平野などの基本的な暗記事項から工業や農業、貿易が多く出題されます。
歴史は1問が様々な時代を問う総合問題、1問が出来事と関連する人物、それが何時代か問う問題が出題されることが多いです。
公民は2問出題され、時事問題や憲法や政治が出題されることが多いです。
また近年、自分の考えを述べる問題が出題されています。
普段からニュースに触れるだけでなく、意見や感想を持っておく必要があります。

英語

試験時間は25分で、40点満点のテストです。
全問リスニングで選択式の出題です。
英検5級レベルで対策がしやすいうえに中学入学後も役に立つため、英語は選択することをオススメします。
大問は5問出題されます。
Part Aは、読まれたアルファベットが何か選択する問題です。
Part Bは、読まれた英単語を絵から選択する問題です。
Part Cは、読まれた説明にあった絵を選択する問題です。
Part Dは、1人で話す内容にあった絵を選択する問題です。
Part Eは、会話を聞き正しい絵を選択する問題です。
公式サイトの中学入試英語とはのページで例題もダウンロードできるので、ぜひ力試しをしてみてください。

S進の合格実績

2022年 2017年
2人 1人

S進では、土佐女子中学校に合格するための授業を行なっています。
詳しくは小学部のページをご覧ください。
体験授業のお申し込みも随時受け付けております。

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