集中力の持続時間

本日10月10日(木)は旭中学校と附属中学校の中間テスト1日目でした。
中3は国語が難しかったという声が多かった一方で、中2は国語ができたという声がありました。
中1はまだテストに慣れてないせいもあるのか「んーまずまずできたと思います」とはっきりしない生徒が多かったです。

中間テストがあり下校時間が早いので、中学部は通常授業よりも早いお昼の時間帯でテスト勉強の時間をとりました。
全学年最低2時間勉強したら帰ってもいいというルールです。
途中の休憩は各自で勝手にとって構いませんが、勉強をしている他の生徒の妨げになるようなことは禁止しています。
S進のテスト前の勉強はこのルールでの完全自習が基本スタイルです。(もちろん分からないところは質問をしに来て構いません)

ところで、生徒たちの様子を見ていると、当たり前なのですが個人によって「集中できる時間」が違います。
その日の体調や科目との相性も関係あると思いますが、1時間以上頑張れる生徒もいれば30分くらいで休憩に入る生徒もいます。
30分しか集中できないのはダメだなあ、と思う人もいるかもしれません。
しかし実はそんなことはないようです。

以前のブログで自分が集中できる時間帯はいつなのか、つまり「朝型」なのか「夜型」なのかを見分ける方法を紹介しましたが(『テストの花道』河出書房新社より)、同本の中には他にも「人が集中できる時間」についても書かれていました。

それによれば、「集中力は15分程度で切れる」のだそうです。
そして、15分を目安に5分くらいの休憩をはさめば高い集中力を持続させやすいということです。
もちろん頑張れるのに無理に休憩を取れとは言いませんが、長時間続けて勉強するのが苦手だと思っている人は、「15分集中→5分休憩」のサイクルを試してみてはいかがでしょうか。

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