近年スマートフォン(以下、スマホ)の低年齢化が進んでいます。
総務省の調査によれば小学生は2014年では約15%だったのが、2018年には約46%にまで上がり、中学生では2014年には約40%だったのが2018年には約71%にまで上がっています。
ちなみに高校生のスマホ利用率は2014年が約88%で2018年には約98%の利用率に上がっています。
これらのことから分かるのは、数年前までは「スマホは高校生になってから」だったのが、近年では「スマホは中学生になってから」と考える家庭が増えてきているということです。
1日の平均利用時間も、2018年には「2時間以上スマホを利用する」割合が小学生で約40%、中学生では約60%になっています。
特に中学生は(小学生もですが)学校でのスマホの使用は原則禁止のはずですから、帰宅してから就寝するまでの時間の大半をスマホの利用に費やしているということでしょう。
これでは勉強時間はとれませんね。
スマホを使って勉強をしているのでしょうか?
これも総務省の調査によればスマホや通信機類を使った中学生のインターネットの利用内容は、1位が「動画視聴」で約81%、2位が「ゲーム」で約74%、3位が「コミュニケーション」で約68%でした。
ちなみに「勉強等」は36%ですので、スマホを勉強目的に使用する子は少ないといえるでしょう。
急速に進むスマホの低年齢化。
これからはスマホとどのように付き合っていかなければならないのでしょうか?
明日以降のブログで書いていこうと思います。