記述問題への向き合い方

「50字以内で答えなさい」という記述問題と「ア~エの中から最も適当なものを選びなさい」という記号問題ではどちらが難しいか聞いたら10人中10人が記述問題、と答えると思います。確かに手間がかかるという点では記述問題の方が「やっかい」ですが、「得点のとりやすさ」という観点で考えれば記述問題の方が易しいのです。
記号問題の場合は、100%正しい解答が他にあれば90%正しい選択肢を選んでも0点です。

それに対して記述問題の場合は90%正しい内容が書ければ多くの点をもらえるし、たとえ40%しか書けなかったとしても部分点をもらえることが多いです。
そういう意味では記述問題の方が記号問題よりも得点を取りやすいということです。

S進では常に記述問題は10点満点で得点をつけて○つけをするのですが、「とにかく1点でもいいから部分点とる」ように指導しています。
50マスの解答欄を見ただけで、「ウエッ」と拒絶反応を起こして空欄にしてしまうあなた。
空欄にしたら絶対に0点です。最初から100%の答案を目指さなくても構いません。
とにかく何か書いてみましょう。

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